最終更新:2016年11月21日

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2007 - ローリングぱっちんGO!

ぱっちんGO! 3台 3D-CAD図
  • 地区大会ベスト8、アイデア賞受賞
  • 全国大会1回戦敗退、アイデア賞受賞

このロボットの特徴は、素早い足回りを備えた2台の同じロボットが相手に素早く近づき、2台のコンビネーションを駆使して、速攻で相手の旗を奪うところです。

このロボットの足回りはクローラーを使用しています。相手に乗り上げた状態からすばやく復帰できることや相手に押し負けないグリップ力を出すためにクローラーにしています。ロボット本体は、緑色の布でロボットのフレーム全体を覆っています。これは、相手ロボットの腕がフレーム内部に入り、破損するのを防ぐためです。また、布の色は大分高専カラーの緑を基調に、大分高専ユニフォームと同じロゴ、1台ごとにそれぞれ大分の名物の絵(温泉、カボス、しいたけ)が入っています。この布の中身は、高圧線の鉄塔を参考にしたフレームになっています。この構造はシンプルで頑丈な割に重量は軽くなっています。ロボットの腕は、長さ1.2mで、ウォームギアを使用して上下に回転できるようになっており、高さ2mまでのどんな位置からでも旗を取ることが出来ます。

旗の奪取は、高速回転するローラーを使用しています。旗はつかんで持ち上げると時間がかかり、高い操縦精度が必要となります。そこで、ローラーの回転を利用して相手の旗を上空に打ち上げることで手間が少なく操縦が楽になります。

そして、このロボットの最大の見所は、どの方向に倒れてもロボットが素早く起き上がれるところです。今回の競技ではロボット同士のぶつかり合いが多いことから、当然、ロボットの転倒も考えられます。その際、転倒から復帰するために前後方向に倒れた場合は、ロボットの腕の回転を利用して起き上がり、横方向に倒れた場合は、ロボットの下部側面に付いてある赤(黄)色のバンパーを利用して起き上がります。このバンパーは発泡スチロールなので軽く、加工が容易です。半円上の形に加工することで、この円周上に沿って前後方向に転がり、そこから腕の回転を利用して起き上がることができます。

全国大会では1回戦で負けてしまいましたが、起き上がり機能を試合中に披露できました。この機能を評価され、全国大会ではアイデア賞を受賞しました。

追記:このロボットは2009年3月に「日本-オーストラリア ロボットフェスティバル」にてデモンストレーションを行い、オーストラリア国立科学技術センター(クエスタコン)に寄贈されました。

文章:2008年度部長
追記:2009年度部長